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WC系溶射皮膜と硬質Crめっきの転動疲労特性の比較
足利工業大学 工学部機械工学科 戸部研究室
1 研究の背景と目的
2 実験方法
3 転動疲労試験結果および考察
4 結論
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結論
硬質Crめっき材は試験の初期段階からき裂が発生し、回転回数が多くなるにしたがって、表面の段差やはく離が生じた。
WC-20%CrC-7%NiおよびWC-10%Co-4%Crはややピットが発生したものの、表面性状は優れており、総合的に見て試験した4種類の皮膜のうち、最も優れていた。
WC-12%Coには試験の初期から多数のピットが発生した。ラメラ間の低い結合力によるものと思われる。